プロ野球ではこれまで、完全試合や2000本安打のような大記録や、カムバック登板など記憶に残るシーンがいくつも生まれてきた。
玩具メーカーのエポック社(台東区)は、こうした「メモリアル」な試合から3日間限定で注文を受け付けるプロ野球トレーディングカード「エポック・ワン」を2018年4月2日から販売している。
受付終了後は復刻されない
専用ECサイト「エポック・ワン」から、3日間限定で注文が可能。受付終了後にエポックの工場にてオンデマンド生産でカードを制作し、発注者に商品が発送される。
受付終了後は復刻されないのも特徴だ。最近では、米大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手が北海道日本ハムファイターズでプレーしていた当時に販売された直筆サイン入りカードが、中古カード店にて85万円で取引されるなど、高額取引されるプレミアカードも少なくない。受注生産方式のため限定性が高くなり、将来のプレミアカードが生まれる可能性がある。
これまで販売されたものには、中日ドラゴンズ・松坂大輔投手の4209日ぶりの国内先発登板メモリアルカード、阪神タイガース・福留孝介選手の2018年シーズン12球団第1号本塁打メモリアルカード、読売ジャイアンツ・坂本勇人選手の今季2度目の猛打賞と3得点を記録したメモリアルカードなどがある。
2018年シーズンは日本ハム・清宮幸太郎選手の1軍公式戦初出場や、巨人・阿部慎之助選手の通算400本塁打が達成される可能性が高いため、これから発行されるカードにも注目だ。