英会話教室を運営する「スパルタ英会話」(東京都新宿区)は2018年4月1日から、VR(仮想現実)を活用したレッスンの提供を始めた。
AIがスピーキング力を「判定」
従来の英会話教室は、講師との対面授業が主だった。だが、スパルタ英会話の「スパルタVRコース」はバーチャル上でレッスンを受ける。
生徒はまず、例えばビジネスや日常など実際に英語を使いたい場面を設定する。そしてVRゴーグルを被ると、希望のシーンに沿った空間がバーチャル上で再現される。仮想空間では3Dのトレーナーも用意されており、マンツーマンのトレーニングができるのだ。
大勢の聴衆を前にしたプレゼンテーションや大人数でのディスカッション――VRならではの細かい設定も可能となっている。
さらに、授業のフィードバックにはAI(人工知能)を駆使する。生徒のスピーキング能力を「発音」や「流暢さ」「アイコンタクト」「態度」など8項目で判断するうえで、客観的かつ適正に評価するためAIを活用した。
今後は「心拍数」や「表情」「発汗」など24まで評価項目を増やし、短期間でのスピーキング力向上を目指すという。
料金は1か月12万8000円から。詳細は公式サイトより。