第15回本屋大賞が2018年4月10日発表され、辻村深月さん(38)の青春ミステリー『かがみの孤城』(ポプラ社)が受賞した。辻村さんは12年に『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞している。2位は『盤上の向日葵』(柚月裕子/中央公論新社)。全国504書店の店員665人が投票で選んだ。
17年『蜜蜂と遠雷』は直木賞とのダブル受賞
17年は恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)が直木賞とのダブル受賞している。
16年に受賞した宮下奈都さんの『羊と鋼の森』について、発行元の文藝春秋は10日、累計発行部数が100万部を突破したことを明らかにした。単行本が50万2500部、今年2月9日に発売となった文春文庫版が早くも5刷50万部に達したという。