本格的に春が到来し、薄着の人も増えてきた4月。これからますます肌を露出する機会が多くなると考えると、やはり気になるのが「肌のムダ毛」だ。
医療脱毛専門院「リゼクリニック」は、全国20~30代の女性330人を対象に「ムダ毛のウワサ」に関するアンケートを実施。その調査結果を2018年3月28日に発表した。さらにウワサの真偽を、同クリニック新宿院院長の大地まさ代医師が医学的根拠に基づき解説している。
8割が「濃さは遺伝する」と信じている
調査では、女性330人にムダ毛に関するいくつかのウワサに対して、「はい、そう思う」「いいえ、そう思わない」のどちらかを選択してもらった。
約8割と多くの女性が「そう思う」と信じているウワサは、「ワキは、カミソリで剃り続けると黒ずみが残る」(80.3%)と「ムダ毛の濃さは遺伝する」(80.0%)というものだ。
この2つに関しては、大地医師は「肯定」している。
「カミソリによる刺激を繰り返すことにより、メラニンが生成され、色素沈着が生じたり、角質層が厚くなり、肌がくすんだり、黒ずみが生じてしまいます」
「体毛の濃さは遺伝の影響を大きく受け、両親またはそのどちらか、あるいは祖父母の代の体質を受け継ぐことがあります」