気象の変化が自律神経を狂わせる「気象病」
気温・湿度・気圧、そして天候の変化によって心身にさまざまな不調が現れる病気「気象病」。別名「お天気病」とも呼ばれ、頭痛・動悸・めまい・気分の落ち込みなど、原因不明の症状に悩まされることがある。『その痛みやモヤモヤは 「気象病」が原因だった』(著者:渡邊章範 青春出版社 1382円)では、どんな気象条件のときにどんな症状が起こりやすいのか、実際にどのような対策をとればよいのかなどを、自律神経のメカニズムを中心に解説していく。
「"天気が悪くなると古傷が痛む"に根拠アリ」「私たちのからだは、常に16トンもの空気を支えている」「低気圧がくると、体調を崩す人が増えるワケ」「天気予報では、温帯低気圧と前線に注目を」「気象の変化に負けない、自律神経の整え方・鍛え方」など、原因や症状別に不調を改善できる対応策が紹介されている。