超厳冬の後は早すぎる桜満開の春 夏も心配?異常気象の今を知りたい

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   例年より早く咲いた桜は、関東より以西はほぼ散ってしまったが、東北から北海道では4月中盤から後半にかけて開花が見込まれている。この冬の寒さが厳しかったので早く暖かくなるのはうれしい気もするが、これから全国各地で異常気象が起こるのは困りもの。今回は、地球上で起きている異常気象や人々の生活への影響、またそれに対する対策などに関する3冊をご紹介しよう。

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(http://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。

気象学ではどこまで解明されているの!?

   エルニーニョや偏西風の蛇行、寒気の流入、気候変動など、日本の天気は国境を越えた遠方の現象の影響をさまざまな形で受けている。遠く離れた場所で起こっていることが、どのように日本の気象に影響を与えているのか。『異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと』では、異常気象や気候変動の基本的なしくみの説明とともに最新の研究について紹介。最先端で活躍する研究者たちが、地球規模で発生している異常気象や国境なき気候変動について教示してくれる。

   「熱帯と異常気象―南の海から日本の天気へ」「偏西風の蛇行と異常気象」「寒波と異常気象」など全6章。写真やグラフ、地図も豊富でわかりやすい。

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