ロッテは2018年4月2日、浦和工場(埼玉県さいたま市)と狭山工場(同県狭山市)の近隣に、従業員が利用できる事業所内保育所「ハッピーマーチ保育園」を開園した。
働き方に応じた柔軟な保育サービス
ハッピーマーチ保育園の運営は、保育所の設置・運営の実績がある株式会社ポピンズが行い、内閣府の子育て支援制度「企業主導型保育事業」を活用して待機児童の状況緩和に貢献する。
企業主導型保育事業とは、一言で表せば「会社がつくる保育園」で、企業のニーズに応じた保育所の柔軟な設置・運営を助成する制度だ。位置づけは認可外保育施設だが、整備費・運営費については国から認可保育所並みの助成が受けられるうえ、夜間や土日、短時間や週2日のみ働く従業員への対応も可能など、働き方に応じた多様で柔軟な保育サービスが提供できる。
ロッテグループでは、ダイバーシティ推進の一環として、多様な社員がいきいきと活躍できる環境づくりに取り組んできた。工場の近隣に保育所を整備することで、仕事と家庭の両立支援を目的に、男女ともに子育てをしながら安心して仕事を続けられるよう従業員をサポートしていく。