あがり症を克服する超人気講師のコツ
『1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前であがらずに話せる方法』(著・鳥谷朝代、大和書房、1512円)は、職場でも、仕事先でも、日常会話でも楽に話せる方法を教えてくれる。挨拶やスピーチが苦手の新社会人にとって心強い1冊だ。
著者の鳥谷朝代さんは「一般社団法人 あがり症克服協会」の代表理事。中学1年のころから「あがり症」に苦しみ、就職しても悪化した。通院したり催眠療法を試みたりしたが効果はなかった。ところが、ある話し方講座と出会い、ついに克服、今では人気講師としてカルチャーセンターや講演活動で全国各地を回っている。
緊張しないコツとは――「吐く息を伸ばすと声の震えがとまる」「手足の震えをなくす『3首ユルユル体操』」「1分間で300字くらい話すのがちょうどいい」「きちんとした起承転結は意識しない」など、すぐ使える具体例ばかりだ。