コナンの歴史学習漫画「カッコよすぎる」 副題がまるで劇場アニメのタイトル

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   名探偵コナン歴史まんがシリーズ「日本史探偵コナン」のサブタイトルが話題になっている。

   サブタイトルには、コナンファンにはお馴染みの独特な「ルビ」が付いている。

  • 名探偵コナン歴史まんがシリーズ「日本史探偵コナン」(画像は小学館の特設ウェブサイトのスクリーンショット)
    名探偵コナン歴史まんがシリーズ「日本史探偵コナン」(画像は小学館の特設ウェブサイトのスクリーンショット)
  • 名探偵コナン歴史まんがシリーズ「日本史探偵コナン」(画像は小学館の特設ウェブサイトのスクリーンショット)

相棒は「デスティニー」、八百八町は「メガロポリス」

   これは青山剛昌氏の人気推理漫画「名探偵コナン」の主人公・江戸川コナンが時代ごとに歴史をナビゲートしてくれる、児童向けの学習漫画だ。小学館(本社・東京)が2017年11月~2018年3月にかけて、全12巻(各税別980円)を随時刊行している。

   各巻にはサブタイトルが付いている。

「縄文時代 原始世界の冒険者(タイムドリフター)」
「弥生時代 ひとりぼっちの女王(リトルクイーン)」
「飛鳥時代 霧の中の異邦人(ストレンジャー)」
「奈良時代 裏切りの巨大像(モニュメント)」
「平安時代 十二単の好敵手(ライバル)」
「鎌倉時代 五条大橋の相棒(デスティニー)」
「戦国時代 あかね色の落城(カタストロフィ)」
「明治時代 機械仕掛けの記念碑(メモリアル)」
「室町時代 疑惑の花舞台(カーテンコール)」
「江戸時代 幻影の八百八町(メガロポリス)」
「幕末・維新 暗黒の羅針盤(コンパス)」
「昭和時代 焼け跡の綿帽子(タンポポ)」

   最後の熟語はそのまま読まず、独自の言い回しで読み替え、カタカナの「ルビ」にあたるものが振ってある。こうした特殊な読み方はコナンファンにとっては馴染み深い。「から紅の恋歌(ラブレター)」(2017年)、「純黒の悪夢(ナイトメア)」(2016年)など、同作品の劇場アニメによく見られる。

「もう映画化したらいいと思う」

   2018年3月28日、とあるツイッターユーザーがこのサブタイトルについてツイートすると、30日時点で8万件以上の「いいね」が押されるほどの大反響を呼んだ。

「カッコよすぎる...」
「もう映画化したらいいと思う」
「これは読みたくなる」
「重度の中二病が関わっている...間違いない」
「良くここまで考えたよ(歓心)」
「難事件の予感」

   中でも「焼け跡の綿帽子(タンポポ)」が気になった人は多いようだ。ほかとは少し違っていたためで、こんな感想がツイッターに書き込まれた。

「たんぽぽ日本語やんけwwww」
「ダンデライオンじゃなくタンポポなのがちょっとクスッとしますw」
「最後の綿帽子は『ダンデライオン』にしてもらいたかったw」
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