3Dプリンターなどを手がけるXYZプリンティングジャパン(東京都板橋区)は、小型3Dプリンター2モデルを2018年4月2日に発売する。
子供でも学習できるシンプル操作モデル
プロフェッショナル向け小型モデル「ダヴィンチJr. 1.0 Pro」は、フィラメントを押し出すエクストルーダーの温度調節が可能になり、PLA、タフPLA、PETG素材で直径1.75ミリの他社製フィラメントにも対応する。
「9点校正システム」を搭載し、プリントモジュールとプリントプラットフォームの距離を正確に感知でき、より高品質な造形を実現。ソフトウエア「XYZware Pro」から温度や速度など各種パラメーター設定が可能だ。
印刷速度は最大毎秒100ミリまで向上し、造形時間の短縮を実現。「ウインドダクト」の搭載により冷却効果を強化し、さらにきれいな造形が可能だという。
価格は6万9800円(以下全て税別)。
「ダヴィンチ」シリーズ最小・最軽量だというモデル「ダヴィンチnano ホワイト」は、体積が「ダヴィンチmini」の60%、重さ4.7キロを実現し、どこにでも自由に設置できる。
ワンボタン型のシンプルなインターフェースを採用したほか、3色のLEDライトでプリント状況を表示するなど、子供でも遊びながら3Dプリントを学習可能だという。
コーンスターチ原料で自然に優しいPLAプリント材質を使用。プリント出力サイズは12×12×12センチ。アプリ「XYZmaker Mobile」からデータをインポートして出力できる。
価格は、「ダヴィンチnano ホワイト」単体が2万7800円。「Wi-Fiセット」が2万9800円。1年間フル保証の教育向け「アカデミーパック」が4万9800円。