東京都中央卸市場は2018年3月24日、築地市場の移転により10月11日に開場する豊洲市場(東京都江東区)で、「豊洲市場 魅力発信フェスタ」を開催した。25日までの2日間、行われる。
豊洲市場の機能や魅力を「見て、知って、感じる」ことができるイベントで、初日の24日には大勢の人が足を運んだ。
「さばサンド」が大人気!
メインステージでは、朝10時30分からさまざまな催しが行われた。オープニングは和太鼓の会「深川福住太鼓」のパフォーマンスで、会場を盛り上げた。ほかにもダブルダッチのパフォーマンスや、クイズ大会、模擬せり体験などが実施された。
メインステージの横には、飲食ブースがある。昼食時になると人だかりができていた。人気のグルメは「さばサンド」(380円)と「玉子サンド」(3カット600円)。30食限定の「さばサンド」は11時頃には品切れになった。正午頃再び10数個入荷するも、15分ほどで完売となるほどだった。「玉子サンド」は11時30分頃に約85食を売り上げ、一時品切れになっていた。
親子連れの姿も多く見られた。市場内に設置された宝箱を探す「リアル宝探し」の参加者も多数で、イベントスタッフに話を聞いたところ12時30分時点ですでに120人以上が宝を探し終えていた。
マグロのせり場を見学
本イベントでは、「青果棟」「水産卸売場棟」「水産仲卸売場棟」「管理施設棟」の一部が見学できる。
水産仲卸売場棟では、市場の中で魚などを運搬する小型車両「ターレー」の展示があり、子どもたちの関心を集めていた。ターレーはメイン会場内に試乗コーナーも設けている。
大人に人気なのは、水産卸売場棟のマグロのせりが行われる場所だ。写真を撮っている人も多かった。
一部内容は異なるが、同イベントは25日(10時~16時)にも開催する。詳細は東京都の公式ウェブサイトへ。