まもなくプロ野球2018年シーズンが開幕する。開幕に向けて、衛星放送チャンネル「スカパー!」を運営しているスカパーJSATは2018年3月19日、「プロ野球に関する調査2018」の調査結果を発表した。
調査の結果から、応援が盛り上がる球場や、フードが美味しい球場などがわかった。
ファンから評価の高い球場は?
調査の対象は、全国の20歳~79歳のプロ野球ファン2000人(男女各1000人)。2018年3月6日~8日にインターネットによるアンケートを実施した。
訪れたことのある球場について印象を聞いたところ、「応援が盛り上がっていた」ランキング1位は「阪神甲子園球場」(阪神タイガース)、「フードが美味しかった」ランキング1位は「楽天生命パーク宮城」(東北楽天ゴールデンイーグルス)、「ビジョンやアナウンスがよかった」と「ファンサービスがよかった」ランキング1位はいずれも「札幌ドーム」(北海道日本ハムファイターズ)、「球場の施設(トイレなど)がきれいだった」ランキング1位は「京セラドーム大阪」(オリックス・バファローズ)となった。
すべてのランキングで上位6位以内に入っていたのは、「札幌ドーム」と「福岡ヤフオク!ドーム」(福岡ソフトバンクホークス)。いずれのランキングも上位にはパ・リーグの球団が目立つ。
一方、「明治神宮野球場」(東京ヤクルトスワローズ)はいずれも上位6位以内にくいこめず、「東京ドーム」(読売ジャイアンツ)は「球場の施設がきれいだった」ランキングにのみ6位にランクインと、残念な結果となった。
また、プロ野球観戦に行ったことがある球場を聞き、応援チームの本拠地球場に足を運んだことがあるファンの割合を算出したところ、最も高くなったのは「横浜DeNAベイスターズ」(75.3%)のファンだった。7割以上の球団は「阪神タイガース」(73.2%)や「中日ドラゴンズ」(71.8%)、「埼玉西武ライオンズ」(70.5%)、「福岡ソフトバンクホークス」(70.3%)。なお、「オリックス・バファローズ」(71.4%)はサンプル数が30未満のため、参考値となっている。