阪急電鉄(大阪市北区)は、神戸・宝塚・京都線で沿線の観光スポットなどをデザインしたラッピング列車(各線で1列車ずつ・8両編成)を2018年3月17日~19年3月31日まで運行する。
著名人がデザイン担当
神戸線はさだまさしさんら人気ミュージシャンのCDジャケットや文庫書籍の表紙などを手掛け、幅広い年代から支持を受けているというイラストレーター中村佑介さんが、宝塚線は宝塚歌劇の舞台作品としても知られる「ベルサイユのばら」などの作品を手掛ける漫画家の池田理代子さんが、また、京都線は豊かで美しい色彩から生まれる独特の「花と妖精」の世界観で親しまれているイラストレーター永田萠さんがデザインを担当した。
それぞれの作風や世界観によって、各沿線の観光スポットなどをマルーンの車体全体にあしらっている。
さらに、このデザインを各ラッピング列車の車内吊りポスターとして掲示するほか、ドア横ポスター枠を利用した各沿線の観光スポットの紹介や、運行当日からスタンプラリーなどのキャンペーンを開催する。
なお、各列車の愛称は17年11月まで運行していたラッピング列車の名称「爽風(KAZE)」(神戸線)、「宝夢(YUME)」(宝塚線)、「古都(KOTO)」(京都線)を引き継ぐ。