京急の「エース車両」引退 「さよなら2000形記念乗車券」限定発売

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   京浜急行電鉄(東京都港区)は、京急のエース車両として活躍した「2000形」の引退を記念して「さよなら2000形記念乗車券」を2018年3月11日に発売した。

  • 京急エース車両「2000形」の引退記念乗車券
    京急エース車両「2000形」の引退記念乗車券
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2000形の撮影会や交流会を実施

   2000円(税込)で限定2018セットの販売(発売箇所は金沢文庫駅)。「京急久里浜駅から790円区間」、「新逗子駅から810円区間」、「三崎口駅から200円区間」、「金沢文庫駅から200円区間」の4種類の硬券のセットになっている。

   また、購入者の中から抽選で50組100人を2018年3月25日に運行する特別貸切列車「ありがとう2000形」に招待する。運行当日は引退直前の2000形車内や京急ファインテック久里浜工場で、鉄道タレントと共に、惜しまれながら引退する2000形の撮影会や交流会を実施する。

   「2000形」は2ドアのクロスシート車として1982年に登場。「快特」などの優等列車として都心から三浦半島までを運行していたほか、1988年の京急創立90周年記念に運行した「さわやかギャラリー号」などイベント列車としても活躍。また、1992年からは当時着席保証制の帰宅列車として運行を開始した「ウィング号」(現在は座席指定制)にも使用されたという。1998年からは通勤仕様の3ドアロングシート車に改造され、現在の赤い車体に白い細帯のデザインとなった。近年は羽田空港と新逗子を結ぶ「エアポート急行」を中心に運行している。

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