不動産のレオパレス21(本社・東京)は2018年2月27日、ウェブ動画「つながっている、ずっと」を公式ユーチューブチャンネルに公開した。子を想う親と、素直になれずに親と衝突しながらもその想いに気づく子が、また一つ絆を深めていくストーリーだ。
前作はアジア最大級の国際短編映画祭にノミネート
今回レオパレス21が公開した動画は、同社が2017年3月、初めての一人暮らしを始めようとする男女2組の親子の「絆」や「愛情」を、それぞれの視点から描いたウェブ動画「つながり」の続編だ。「つながり」、は米アカデミー賞が公認するアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2017」(SSFF&ASIA2017)で、「BRANDED SHORTS部門」にノミネートされ、注目を集めた。
「つながっている、ずっと」は「つながり」の1年後の設定で、同じ男女2組の親子を描いている。離れて暮らす親子にとっては特に共感できる部分が多く、新年度が始まる4月からこうした新しい生活を迎える親子を励ましてくれるような内容になっている。
動画は2パターン。父の心配を軽くあしらうも、自分の不注意で父の力を借りることになり、感謝をする娘を描く「父・娘篇」と、母からの連絡をうっとうしく思いながらも、ちょうどよい頃合に食べ物を送ってくれるありがたみを感じる息子を描く「母・息子篇」がある。
一人暮らしをしている2人の男女はそれぞれの動画で大きく関わることはないが、実は同じ賃貸マンションの隣同士という設定だ。同じような間取りの部屋に住んでいるが、整理整頓されている女の子の部屋に比べ、男の子の部屋はやや散らかっており、それぞれの生活感を映し出す細かい演出も面白い。
制作を指揮した横尾初喜監督は、本作の出来について、
「今作は、一人暮らしを始めて1年経った家族の暖かな日常を想像して作らせていただきました。息子、娘役2人のリアルな成長が感じられて、前作と合わせて楽しんでいただけると思います」
と話している。