「ハロー・グレア」や感染症、合併症のリスクあり
当然、手術のリスクも考慮しなければならない。
レーシックは術後、人によってはドライアイや、光がにじんだり、クリアに見えなくなる「ハロー・グレア」という症状、時間が経つと視力が戻った状態になる可能性、感染症・合併症のリスクなどがある。
一方ICLはドライアイになりにくいが、強い衝撃などでレンズがずれて再度手術が必要になる可能性がある。またレーシック同様にハロー・グレアの症状が出たり、感染症・合併症になったりする恐れもゼロではない。
ICLやレーシックは公的医療保険が適用されない「自由診療」であり、治療を行っている各眼科のウェブサイトには、さまざまなメリットやリスクが記載されている。いずれも治療費は高額で、特にレーシックは元の状態に戻せない。治療を検討する際はできるだけ多くの正しい情報を参照し、リスクをよく理解した上で眼科に相談してほしい。