大手食品メーカーの明治が販売する「きのこの山」と「たけのこの里」。2つの菓子をめぐる「どちらが美味しいか」論争は、インターネット上での定番の話題だ。
だが、本家の明治がついに動いた。決着をつけるべく「国民総選挙」を行うというのだ。幾度となく繰り返されてきた勝負を制するのはどちらか――。
マニフェストも用意
明治は2018年2月26日~7月31日の期間、「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」を実施する。
「きのこ党」「たけのこ党」に加え、どちらも好きだという「どっちも党」の3派から最も人気の「党」を選ぶ企画で、ハガキや特設サイトで投票を受け付ける。年齢制限はなく、だれでも参加可能だ。
各党は「公約」も7つずつ掲げている。きのこ党は「映画『きのこの王国』公開」、たけのこ党は「吉田沙保里とつくる『たけのこの里』発売」、どっちも党は「『きのこたけのこMUSEUM』開館」などがある。
総選挙にかける明治の意気込みは相当のようだが、ネット上では「すでに勝敗は決している」、とする見方が強い。