草の根で支援を行うNPOを後押し
「子供の未来応援国民運動」の始動にともない、内閣府、文部科学省、厚生労働省などからなる「子供の未来応援国民運動推進事務局」を設立。事務局は、貧困の解消を目指して、公官民の応援ネットワークを形成し、広報・啓発活動などを推進することで、国民運動への理解と協力を呼び掛けている。
ひとり親の家庭に対する支援施策を含め、国や地方自治体が行う子供の支援情報は、「子供の未来応援国民運動」のウェブサイトに一元的に集約されている。これを見てNPOや企業はどんな支援ができるのか、一方で貧困状況にある家庭やその子供はどんな支援を受けられるのか、それぞれが知ることができる。
事務局は、貧困家庭の子供等を支援しているNPOと、CSR活動を行う企業等のマッチングも推進している。NPOが抱えているニーズと、企業等が提供できるリソースの双方を提示し、相互に検索できるようにすることで、結果的にNPOが行う支援の幅が広がることにつながる。
事務局は企業や子育て支援団体、福祉・教育関係者などを対象としたイベントも全国各地で開催しており、こうしたイベントの様子は、サイトやフェイスブックで紹介されている。
活動の詳細は「子供の未来応援国民運動」のサイトにて。