「マリリン」「カーママ」が注目浴びる
報道内容に違いはあるか。
バンクーバー大会では、記事の大半は試合結果を伝えるストレートニュースだったが、本橋、近江谷両選手を「アイドル視」した記事もわずかにあった。
「<バンクーバー五輪>第12日 カーリング 女子1次リーグ カー娘終戦 世界の壁痛感8位...メダルに届かず マリリン 涙 『私がもっともっと自信を持ってできれば...』」(日刊スポーツ)
「冬季五輪 女子カーリング日本代表の近江谷杏菜の人気急上昇」(日刊スポーツ)
記事では、「マリリン」こと本橋選手のルックスが大きな注目を集めている点や、ネットの掲示板で近江谷選手の容姿を絶賛する声が相次いでいる点などを伝えている。
ソチ大会でも、試合結果のストレート記事が多いが、
「ソチ五輪カーリング:女子 カーママ、奮闘5位 日本女子最高 窮地で強さ見せた /北海道」(毎日新聞)
「ソチ五輪カーリング女子代表・北海道銀行の行員が「カーママ」にエール」(スポーツ報知)
などと、母親の顔を持つ小笠原選手、船山選手の健闘を称える記事もあった。