ニーズは2万円以上と5000円未満の二極化
先述のGfKによる18年2月の調査によると、2017年のドラレコの平均価格帯は前年から1%上昇し、1万4000円台。ただニーズは高価格帯製品と低価格帯製品の二極化が進んだのが特徴で、2万円以上の製品は前年の17%から19%へ、5000円未満の製品も同11%から14%へと、それぞれ拡大した。
商品価格比較サイト「価格.com」でドラレコの「売れ筋ランキング」を見ると、1位は2万7800円の製品、2位は9980円の製品と価格の高低が分かれた。同ランキングのトップ10の中に、2万円を超える製品が4つ、逆に1万円を切る製品も3つランク入りしている。
なおGfKは、17年10月のあおり運転事故報道以降は、全方位的な撮影ができるような高価格帯製品が伸び、12月には2万円以上の構成比が26%に達したとしている。