うどん・そばチェーン店で、無料で提供されることの多い揚げ玉(天かす)。めんの上に少し加えるだけで満足感が増し、頻繁に利用する読者も少なくないだろう。
インターネット上では今、この揚げ玉を使うことの是非をめぐり、揉めに揉めている。
無料トッピングで周囲を不快に
Q&Aサイト「発言小町」で2018年1月29日、
「かけ蕎麦に、無料の揚げ玉をかけるのはどう思いますか?」
と題した投稿があった。
社会人である投稿主は、職場の先輩とうどん・そば屋で昼食を済ますことが多く、「大抵はかけ、もしくはザルを注文」するという。無料のトッピングは欠かせず、毎回揚げ玉とおろし生姜を「常識的な量」加える。
だが、これが先輩の気に障ったようだ。ある日、突然「いつも卑しい。ケチケチしないで、天ぷらを注文すればいいのに」と小言を言われたのだ。
投稿主は不服のようで、「皆さんはかけやザルに揚げ玉や生姜をトッピングすることは卑しい行為だと思いますか?」と疑問を投げかけ、ネットユーザーに意見を求めた。
「神経のなさが問われてる」
投稿には90以上ものレス(返信)が寄せられ、さまざまな意見が交わされている。
「無料で置いてあるんだからどんどん使っちゃってください。れっきとした『たぬきそば』ですよ」
「かけそばにトッピングしてはいけないというなら、その無料の揚げ玉は何のためにあるというのでしょうか」
など投稿者を擁護する声もあるが、「先輩」と同じく違和感を抱く人が多い印象だ。
「なんか先輩の気持ちが分かる。あなたと一緒にいるのが恥ずかしい」
「同席者が居るなら、相手が恥ずかしい思いをしない様に、無料サービスだけでなく、おにぎりや他のトッピングを注文する様に、気を配る(べき)」
と、連れが利用していたら不愉快だとする声や、
「毎度毎度ぜったいそうなら、せこいなーとか、お金ないの?と思います」
「無料トッピングが卑しいというより、トッピングに一切お金をかけないその行為に卑しさを感じるのでは?(中略)たとえ大衆食堂、ファストフードでも客としての心意気やエチケットはあるわけで、つまるところはその神経のなさが問われてるんですよ」
と、数回ならまだしも習慣化しているのは許せない、との苦言も目立った。