今度は仮想通貨「Nano」211億円分流出 イタリア取引所の責任者なぜか逆ギレ

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投資家への謝罪ツイートはなし

   フィラーノ氏の、ツイッターでの「恨み節」は続く。2月10日には、開発チームに「根も葉もないうわさ」を立てられ、さらに警察の捜査にかかわる私的な会話を公表された結果、BitGrailは権利と利用者保護のために警察への通報を余儀なくされたと明かした。

   さらに11日には開発チームのツイッターアカウント向けに、自分に対する中傷により捜査を惑わせた点、自分の許可なく機密情報を公表した点を指摘したうえで「二度と私にコンタクトを取らないでほしい」と絶縁宣言をした。

   だが同氏が管理する取引所から、「大金」が不正に引き出されたのは事実。それでも、投資家への謝罪ツイートはこれまで見られない。開発者に向けて憤慨する投稿を、被害を受けた人たちはどんな気持ちで読んだのだろうか。

   取引所のサイトは2月13日付で最新情報を更新した。しかしここでも開発チームへの批判や自身の弁解が多くを占め、「返済計画はある」としながらも具体的な方法には触れられていない。投資家への謝罪も書かれていなかった。

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