「メイド」と一緒にプログラミングを学び、運が良ければIT企業の内定を獲得――。こんなイベントを企画したのは、システム開発を手がけるテクノモバイル(東京都港区)だ。
「チャットボット」のシステムを構築
同社は2018年3月3日、エンジニア向けにプログラミングの勉強会を開催する。
問い合わせ等に自動応対する「チャットボット」のシステムを構築するといった内容で、約2時間、同社社員や他の参加者と作業を進める。採用活動も兼ねており、イベント終了後には面接も受けられる。
ユニークなのは、派遣会社を通じてメイドカフェのメイドを数人呼ぶ点だ。テクノモバイルの担当者は2月9日、J-CASTトレンドの取材に「メイド喫茶のように『お帰りなさいませ ご主人様』とお出迎えしてもらったり、実際に作業に加わりチームを盛り上げてもらったりする予定です」と話す。
同社は2016年に、異色の経歴を持つ「元◯◯エンジニア採用」を実施し、メイドからエンジニアに転職した社員を採用。それが今回の「メイド勉強会」のヒントとなったという。
「ボットの出来に応じて、メイドによる『ご奉仕』も用意します。まだ検討中ですが、チェキや特製オムライスといった案が出ています」(担当者)。
募集の対象は、社会人および19年卒予定の学生で、プログラミング経験が無くても可。募集期間は2月6日~2月25日で、定員は12人。応募多数の場合は抽選となる。