連日のウオーキングが奏功して、大幅なダイエットに成功したお笑いトリオ・安田大サーカスのHIROさん(40)に、新たな試練がおとずれた。ブログで「病院に行ったらイキナリ手術」と明かしたのだ。
そもそもHIROさんが減量に励んだのは、2017年に軽度の脳出血で入院し、健康と取り戻そうとの理由からだった。復活したと思った矢先に手術とは、今度はどんな異変が体に起きたのか。
便秘が原因でお尻に傷ができるのは...
HIROさんが手術についてブログに書いたのは、18年2月6日。「1週間前に便秘で気張ってからケツがメチャメチャ痛くて」、この日病院に行ったら即手術となったと明かした。
詳しい病名は明かしていないが、用便の際に傷ができてそこから菌が入ったことを推測させる記述がある。また手術後に入院はしておらず、処置を終えてすぐ病院を離れた様子がブログの記述からわかる。
推測になるが、便秘が原因で傷ができる症状は「裂肛」(切れ痔)の可能性がある。日本大腸肛門病学会のウェブサイトには、「排便時に硬い便をすることで切れてしまうことから、日常的に便秘の方に多くみられます」と書かれている。痛みを感じたり、出血があったりする。長期間切れた状態が続くと、傷が深くなる。さらに裂肛から内括約筋に炎症が及ぶと、肛門が硬く狭くなり、程度によっては手術が必要になると説明されている。
HIROさんがこの例に当たるかは分からないが、可能性はある。仮に裂肛だとしたら、便秘や、症状を悪化させる下痢を防ぐために食生活や排便習慣の改善が重要だ。朝食をしっかり食べ、水分や食物繊維をとる。逆に刺激物やアルコールは控える。便意は我慢せず、トイレの滞在時間は3分程度にする。
ブログで手術料が「とにかく高い」とぼやいていたHIROさんにとっては、とんだ災難だったが、日帰り手術と比較的軽い症状だったのは幸いといえよう。