「女も働けじゃなくて旦那の給料あげて」の声も
単純に結婚率を上げることだけを考えるなら、年収300万円以下の30代男性と、年収600万円以上の30代女性が結婚すればいい、という考え方もある。
しかし、この考えは「現実的ではない」と林先生は話す。
明治安田生活福祉研究所の調査結果によると、「既婚者の妥協したくなかった項目」の第1位は、男性が「見た目」(27.6%)に対して、女性は「経済力」(32.4%)だという。女性は結婚において男性の経済力を重視しているのだ。
この放送受けインターネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、
「そりゃ自分で稼げたら、収入の低い旦那はいらんわな」
「年収が自分より低い男とか派遣社員とは結婚したくない」
など、年収の低い男性を一刀両断だ。
また、
「子供産んでも待機児童問題があるし 女も働けじゃなくて旦那の給料あげてほしい」
「大した経済力もなく妻に働かせて家事育児手伝わない男が多いのが問題」
「共働きデフォで、家事育児は女が全部やって当たり前。一人で生きていく自信がないとか、よほど結婚願望強くない限り、結婚しないでしょ」
など、結婚後の生活を含め、結婚するメリットが感じられないという声も多数見られる。