「近い将来、日本は未婚大国になる」―。
2018年2月4日に放送された教養バラエティ番組―「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)が取り上げた「未婚問題」について、年収の低い男性に対して女性から容赦のない厳しい声が上がっている。
女性は「収入が増えると結婚率が下がる」
番組冒頭、林修さんは「近い将来、日本は未婚大国になる」と発言し、会場をざわつかせた。
さらに林先生はいくつかのデータを提示して、未婚率が上がっている日本の現状を説明した。「国立社会保障・人口問題研究所」の発表によると、2030年には生涯未婚率は男性が27.6%、女性が18.8%にまで上るという。つまりこのままいくと、男性は3人に1人、女性は5人に1人が未婚のままということになる。
では、結婚している人・していない人をわけるものはなんなのか。林先生が目をつけたのが「年収」だ。内閣府の「結婚・家族形成に関する調査」によると、年収300万未満の30代男性の未婚率が90.7%に対して、600万円以上は62.4%と大幅に下がる。一方30代女性においては、年収300万円未満の未婚率が34.3%、600万円以上が82.7%と上がっている。
つまり、男性は「収入が増えると結婚率が上がる」が、女性は「収入が増えると結婚率が下がる」ということだ。