「空想科学読本」シリーズの著者などで知られる作家・研究者の柳田理科雄氏が2018年2月1日、人気4コマ漫画「ポプテピピック」のワンシーンを、科学的に解析した。
これに作者も反応するなど、SNSで大きな反響を呼んだ。
出版元「竹書房」の社屋を破壊
現在放送中のアニメも話題の「ポプテピピック」は、女子中学生・ポプ子とピピ美のやりとりを中心とした4コマ漫画。作者は大川ぶくぶ氏で、2014年から竹書房の漫画配信サイト「まんがライフWIN」で不定期連載されている。
同作品は、ポプ子とピピ美のポップで可愛らしい見た目とは対照的な物騒な言動や、他漫画やアニメのパロディーなど、シュールなギャグや独特の世界観が人気だ。
出版元の「竹書房」は、作中でポプ子にパンチで社屋を破壊されたり、表札に「指定暴力団」と書き加えられたりするなど、さんざんな扱いを受けている。
「パンチをマッハ1.4でぶち込む必要がある」
柳田氏は、ポプ子がパンチで竹書房の社屋を破壊したシーンについて
「『ポプテピピック』竹書房を破壊したポプ子のパンチは、どれほどか。竹書房は高さは約30mで、推定重量1900t。爆破解体するにはダイナマイト1tが必要だ。マンガのポプ子は身長45mほど。体重が1200tだとしても、パンチをマッハ1.4でぶち込む必要がある。敵は手ごわいぞい」
とツイッターで解析している。この投稿は1万件近い「いいね」が押される大反響を呼んだ。
2日、作者の大川ぶくぶ氏が気づき、
「余裕っしょ」
と反応。
ファンらは
「ポプ子すごすぎるし、対して作者は余裕発言してるの草」
「柳田理科雄の推論を一言で片付ける作者...流石ポプテピの生みの親ですわぁ......」
「光速拳ならともかく、音速拳なら余裕だよね」
「何があってもコイツ(ポプ子)に逆らってはいけない......」
「完全に化け物やんwww」
などとコメントし、おもしろがっている。