アルツハイマー型認知症の発症抑制に光 「ビフィズス菌A1」実験で成果

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ヒトを対象にさらに大規模試験を予定

   マウスでの改善効果は確認できた。では、ヒトへの効果はどうなのか。

   清水氏によると、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)を持つヒトを対象に比較試験を実施したところ、ビフィズス菌A1摂取による認知機能の改善が確認されたという。森永乳業は今後、ヒトを対象にしたさらに大規模な試験により、ビフィズス菌A1によるアルツハイマー型認知症の発症抑制について、研究を進めていくという。

   なおこの日の研究発表会では、腸内環境やビフィズス菌研究の専門家の慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授・福田真嗣氏が腸内細菌叢の機能について講演した。

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