「チケットが全く売れていませんので来月以降の開催は未定となりました」――女性アイドルユニット「バニラビーンズ」のメンバー・レナさんが2018年1月25日、こんな身も蓋もないツイートをした。
「もう終了フラグなのか」と複雑な心境も吐露しており、ファンらから心配の声が漏れている。
avex所属の個性派ユニット
バニラビーンズは「北欧の風にのってやってきた、清楚でイノセンスな雰囲気を持つ"オシャレ系アイドル"」のコンセプトで、2007年に徳間ジャパンからメジャーデビュー。
防護服を着て行う「完全ガードハグ会&握手会」や全面ガラス張りのトラックで生活する企画など、独自路線の活動で知られる。
avexに移籍した15年には、新曲の合計出荷枚数が1万5000枚に達成しなかった場合、グループを「解散する」と発表。当時大きな注目を集めた。
今回、ネット上で話題となっているのは「定期公演」と銘打ったライブに関して。その第3回が18年1月26日に行われるのだが、レナさんはライブ前日、
「チケットが全く売れていませんので来月以降の開催は未定となりました」
と、まさかのツイート。それから30分後には、
「そりゃ毎週末、全国のどこかで無料ライブをやっていたら有料イベントのチケットが売れなくなるのは仕方ないかもしれませんね」
と不振の理由を分析し、「あとはみんなが来たくなるようなイベントを作れていないのかと反省。あとは告知不足。来月からはじまる初の全国ツアーもチケット売れてません。もう終了フラグなのか」と悲壮感を漂わせた。
「悲しいこと、言わないでください」
一連の投稿に対し、ツイッターではファンらから
「この先も、ずっとバニラビーンズが観たいよ」
「でも、全国ツアーの渋谷には行きますので!終了フラグなんて、悲しいこと、言わないでください お願い」
と心配する声が続出。そのほか、
「ツアー仙台のチケット購入済みです。東北在住でなかなか都内のイベントなどには行くことはできませんが、微力ながら地方でも応援しているファンは沢山いますので!!」
「最近ファンになった者です。近くのタワレコにこれから来てくれるのを楽しみにしています。ちょっと遠いのですが、3/31大阪のライブのチケットも買いました!」
など温かいエールが少なくなかった。
そうした声を受けてか、レナさんは26日夕のツイッターで「人生がんばりまーす」と前を向いた。