2018年1月24日に放送された情報番組「あさチャン!」(TBS系)の「悪質クレーム」特集が反響を呼んでいる。
あまりにも自分勝手過ぎるクレーマーの言い分に、批判的な声が多数上がっている。
悪質クレームで精神疾患になる店員も
24日の「あさチャン!」(TBS系)は、気になるニュースを詳しく取り上げるコーナー「フカボリ!」で、「悪質クレーム」について取り上げた。
番組は、労働組合の全国組織「UAゼンセン」が「悪質クレーム」に関するアンケート調査を実施し、5万件以上の回答が寄せられたことを報道。アンケートによると、7割以上が「悪質クレームを受けた経験がある」と回答したという。番組では、その回答の一部も紹介された。
「商品不良のため返金した際、土下座での謝罪を要求された」
「自分の要求が通らないと『バカ』『嘘つき』『一生呪ってやる』などと言い、その場に何時間でもいようとする」
こうした悪質クレームの対応に約9割がストレスを感じ、内1%は精神疾患にもなっているという。
番組はさらに「悪質クレーム」を深堀りすべく、インプレスが2016年に発売した電子書籍「モンスタークレーマーを一気に黙らせるクレーム対応術」に掲載されているクレームの一例を紹介。それは以下のような内容だった。
「1人限定1パックの商品を、お腹の中の赤ちゃんの分もカウントして、2パック買おうとする女性」
「グラスが凍って手がしびれたといって、病院に行くタクシーを店員に呼ばせようとする男性」
「店員に勧められた『素足にスニーカー』を実践したら彼女に『クサいとフラレた』と店員のせいにする男性」
あまりにも身勝手なクレーマーの言い分に、スタジオも失笑だった。