誠文堂新光社から、約900語の鉄道にまつわる言葉をイラスト付きで解説する「テツ語辞典」が、2018年2月5日に発売される。
「カレチ」池田邦彦氏のイラストも満載
歴史に名を残した人名、出来事、知っておきたい形式などのような基本的な用語から、減速せよの意味で使われる「やわやわ」といった業界用語、車両デザインのひとつである「湘南顔」のようにファンが作った造語まで、約900語の鉄道にまつわる言葉を、解説とともに掲載している。
「乗り鉄」であり、多数の鉄道関連の著書を持つ栗原景氏による「ニヤッと笑える」解説はどれも読み応えたっぷりだ。
本書には、「カレチ」「エンジニール 鉄道に挑んだ男たち」など、鉄道を題材にした漫画作品で知られる池田邦彦氏のイラストも、あちこちに散りばめられている。機関車の圧巻の描き込み具合など、正確ながら風情あるイラストを眺めるだけでも楽しい。
乗り鉄、撮り鉄、模型鉄...初心者から自他共に認めるマニアまで、「鉄道」に興味がある人であれば、ぜひとも持っておきたい「質」と「量」を備えた1冊になっている。
サイズはA5判で、全216ページ。価格は1400円(税別)。