求人情報サイト「マッハバイト」を運営するリブセンス(東京都品川区)は2018年1月24日、「シンギュラリティ駆逐度診断」を特設サイトで公開した。人工知能(AI)が人間の能力を超えるとされるシンギュラリティ(技術的特異点)によって、今ある仕事がどれくらいの確率でAIに置き換えられるかを診断できる。
「人間側」としては実に恐ろしい試みだが、実際に試してみると......。
コピーライターは友達により駆逐される
診断は、筑波大学学長補佐・准教授で実業家の落合陽一氏(設定では落AI陽一)協力のもと、制作された。
ユーザーが任意の職業を打ち込むと、落合氏の知能が搭載されたというコンピューターが駆逐度を算出し、理由とともに提示する。
百聞は一見にしかず。試しに「コピーライター」で試すと、
「コピーライターは、友達により88.9%駆逐されます」
と謎めいた結果が表示された。解説を読むと、将来的にAIがキャッチコピーを大量生産するようになり、
「コピーライターの執筆意欲はSNSで発散されるようになります。やがてSNSにあふれるコピーライターの長文投稿にうんざりした友達は、いっせいに彼らをブロックします」
どうやらウィットに富んだ(?)論理から算出されており、「ネタ」色が強い診断ツールのようだ。