釣り見出しでも、フェイクニュースでもない。
埼玉県所沢市にある映画館「新所沢レッツシネパーク」は2018年1月6日から、座席の一部に「こたつシート」を導入した。
2月末ごろまでの期間限定
「私、いや皆さんの夢を叶えるため、ある意味使命感で実施に至りました(笑)」――レッツシネパークの支配人は1月20日、J-CASTトレンド編集部の取材にこう話した。
「どこにもない映画館」をコンセプトとする同館では、座席の差別化に力を入れてきた。16年12月のリニューアルをきっかけに、車椅子席をのぞく328席すべてに大人3人までが座れるフラットタイプのシート(11席)や、革張りのリクライニングチェア(317席)を導入した。
これだけでも新規性にあふれるが、1月6日からはフラットシートにこたつを設置した「こたつ de BOXプレミアムシート」の提供を始めた。2月末ごろまでの期間限定。
きっかけは、支配人のふとした思いつきだ。「『こたつに入ったまま大画面かつ大音量で映画を観れたら最高だ』と気付いたのです」。それからわずか1か月あまりで実現にこぎつけた。