「いい口の日」に合わせ、2018年1月19日、オハヨーバイオテクノロジーズが歯や口臭に関するアンケート調査結果を発表した。
調査は、ネットリサーチ「NTTコムリサーチ」登録モニターの20~60代の男女336人に実施。その調査結果によると、「自分の口臭が気になったことがある」、また、「他人の口臭が気になったことがある」と答える人がいずれも7割以上いるという結果が出た。
口臭対策というと、「ブレスケア」やガム商品などで対策している人も多いかもしれないが、最近新たな口臭ケアへのアクセスが生まれている。オハヨー乳業は、歯周病予防・口臭ケアなど、口の中の健康を整えてくれるはたらきを持つ「ロイテリ菌」という乳酸菌に着目。ヨーグルトによる口腔ケアを提案すべく、ロイテリ菌を使用した「ロイテリヨーグルト」を開発した。
「ロイテリ菌」ってこんなにすごい!
オハヨー乳業が着目した「ロイテリ菌」とは、世界最大の医科大学「カロリンスカ大学」など、さまざまな研究機関が研究を進めている乳酸菌。歯周病対策を起点に、生活習慣病をはじめ心筋梗塞、脳梗塞、認知賞、がん等、さまざまな疾患のリスクを低減する効果が報告されている。
そもそもロイテリ菌は、ヒトと体内に生息していた乳酸菌。ヒト由来の乳酸菌で、口腔内・腸管表面への付着能力が高く、胃酸に体制があるので生きて腸までしっかり届くという。安全性が高く、副作用もない、まさにスーパー乳酸菌なのだ。
そんなロイテリ菌の有用性、特に口腔ケアとしてのはたらきに注目したオハヨー乳業は、2016年にロイテリ菌を食品の原料として使用するライセンスを取得。2017年9月に「ロイテリヨーグルト」を発売した。