便秘・下痢・残便感......。一度は経験したことがあるという女性も多いであろうこうした腸の不調。
総合マーケティング支援を行う「ネオマーケティング」が「腸活」をテーマにしたインターネットリサーチを行ったところ、多くの女性が「腸の不調」を感じている一方で、その不調を改善するために積極的に努力している人は少ないことが明らかになった。
ヨーグルト、納豆に続き、試したい食材は?
アンケートは、同社が運営するアンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターのうち、全国の20歳~49歳の女性1169人に対して行われた。
まず、「便秘・下痢・残便感を感じたことがあるか」を尋ねると、「よくある」(27.3%)、「たまにある」(39.0%)、「あまりない」(19.5%)合わせて85.8%の人が感じたことがあることがわかった。非常に多くの女性が「腸の不調」を感じているようだ。
この中からさらに、便秘・下痢・残便感を感じたことが「全くない」と回答した人以外の600人を対象に、より具体的な調査を行った。
「腸内環境改善のために試したことがある食材」を聞くと、1位は「ヨーグルト」(74.7%)、2位は「納豆」(41.2%)。なるほど、確かにこの2つは菌により整腸作用がある食材だ。
では試したい食材はどうか。結果、1位は「スーパー大麦」(23.7%)、2位「海藻類」(8.3%)だった。「スーパー大麦」は体内に摂取すると腸内の環境を良くしてくれる働きがあると言われており、昨今様々な企業からスーパー大麦入りの商品は販売されている。