月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)2月号(2018年1月14日発売)の「18年版住みたい田舎ベストランキング」をめぐり、ネット上で賛否両論あがっている。
山梨県北杜市、福岡県北九州市が1位
「住みたい田舎ベストランキング」は、2013年にスタート。移住者数や自然の豊かさ、医療、子育てなど194項目を自治体にアンケートし、回答を数値化してランキング形式で発表する。今回は671市町村が参加した。
人口10万人未満の「小さなまち」と10万人以上の「大きなまち」でランキングを分け、前者は、若者や子育て世代のサポートが評価された「山梨県北杜市」が、後者は「福岡県北九州市」が1位に輝いた。
北九州市の北橋健治市長は、
「北九州市は人口95万人の比較的大きな都市でありながら、物価も不動産も安く、豊かな自然にも囲まれたどの世代にとっても住みやすいまちです」
とコメントしている。
修羅の街ってイメージしかないんだが
北九州市が1位に選ばれたことを受け、ネット上ではさまざまな声が寄せられている。
同市といえば、成人式の異様な盛り上がりですっかり有名だ。奇抜な服装や髪形の新成人がマスコミに取り上げられる機会が多いからか、ツイッター上では
「北九州なんて修羅の街ってイメージしかないんだが」
「成人式で大荒れしてた北九州市の映像をみながら、住みたい田舎No.1を勝ち取った市町村とは到底思えない」
といった声が。
一方、同市に土地勘のある人からは、
「北九州は良いところだゾ 治安が悪いっていう偏見あるかもしれんけど、そんなん一部の人だけ」
「料理うまい、酒最高、海と山あって景色最高、駅近くになんでもある、住みやすくて落ち着く、いいとこだよ!!北九州最高!!!帰りたいよおおおお」
とランキングに賛同する人が少なくなかった。