胸を張れるリアルさ
担当者は「トラックは物資を運ぶという流通の主役ですが、用途は物流だけには留まりません」とした上で、
「バニラ様の広告に対するアプローチはショッキングであり、とても斬新です。憶えやすい音楽にあわせた絶妙なソングと可愛いキャラクターが描かれた看板」
と説明した。
「模型を購入されるお客様にはこのユニークな車両を是非、にんまりと微笑み、実車を思い浮かべながら作っていただきたい」と、担当者自らバニラの運営会社に商品化を持ちかけたという。
実在する4トントラックの研究を重ね、同等のベース車を選定。荷台部分のデザインに関しては、バニラ側に協力を仰ぎ、「胸を張れるリアルで楽しいプラモデル」に仕上がった。
「4トントラックをベースに作られた大きな宣伝カーではありますが、いつも弊社製トラックのプラモデルをご購入されている方だけではなく、今般の楽しいラッピングを施すことで、模型としての新たな魅力を引き出し、より多くのお客様に喜んで頂けるような仕掛けを盛り込みました」
ツイッターやネット掲示板では、
「アオシマらしい『誰が買うんだ』商品だなぁw」
「どんな新商品会議をしたらコレをプラモデル化しようと思うんだ.........(いつものアオシマ)」
「これをプラモ商品化するのは、さすがアオシマですね」
「皮肉なのか純粋にネタのつもりなのか」
「流石に笑えなさすぎる」
と、驚きや称賛、呆れの声が上がっている。