大晦日に聴きたいオペレッタ「こうもり」 ウィーンを代表する楽しい作品

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ウィーン風の大晦日気分を味わえること間違いなし

   パリで生まれたオペレッタは、初期には本格的なオペラとは厳格に区別され、オペレッタ専用の劇場などでしか上演されませんでしたが、「こうもり」はあまりにも素敵な曲が多く、さらに大ヒットしたため、ウィーン歌劇場をはじめ、ドイツ語圏の主だったオペラハウスでも上演されるようになり、「オペレッタ」と「オペラ」の壁をなくしてしまった、という功績もありました。

   長いオペレッタですが、現代でも上演が途切れることはなく、また、コンサートでも、序曲だけだったり、アリアだけだったりと抜粋でもよく演奏されます。最後の大団円では、「みんなシャンパンのせいさ!」と一同が楽しく歌うシーンがあるのですが、これを聴けば、ウィーン風の大晦日気分を味わえること間違いなしです。

   どうぞ軽快な「こうもり」の曲とともによいお年をお迎えください!

本田聖嗣

本田聖嗣プロフィール

私立麻布中学・高校卒業後、東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業。在学中にパリ国立高等音楽院ピアノ科に合格、ピアノ科・室内楽科の両方でピルミ エ・ プリを受賞して卒業し、フランス高等音楽家資格を取得。仏・伊などの数々の国際ピアノコンクールにおいて幾多の賞を受賞し、フランス及び東京を中心にソ ロ・室内楽の両面で活動を開始する。オクタヴィアレコードより発売した2枚目CDは「レコード芸術」誌にて準特選盤を獲得。演奏活動以外でも、ドラマ・映画などの音楽の作曲・演奏を担当したり、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」や、インターネットクラシックラジオ「OTTAVA」のプレゼンターを 務めるほか、テレビにも多数出演している。日本演奏連盟会員。

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