オタクたちが好きなアニメのキャラクターグッズでかばんを装飾する「痛バッグ」が新たな進化を遂げた。
その名も、「痛スウェット」――。時代の最先端は、推しのキャラクターを「着る」ところまできている。
スウェットでキャラクターグッズを持ち運ぶ
「痛スウェット」は、前方部分にファスナーで取り外し可能な袋を取り付けたスウェットでアニメのキャラクターグッズを持ち運ぶことを指している。
ヴィレッジヴァンガードの通販サイト「ヴィレッジオンライン」は、「痛スウェット」用のスウェット「推してこ!マイコレスウェット」(白・黒)や、同様のパーカー「推してこ!マイコレパーカー」(白・黒)などを販売中。いずれも男女兼用だ。
価格は、「スウェット」が3780円、「パーカー」が4212円(各税込)。
ヴィレヴァンの店舗でも以前から販売しているようだ。イオンモール海老名店のツイッターは2016年12月に「ヲタクな皆!冬に必須アイテム入荷だよ」と報告し、
「『マイコレスウェット』が入荷致しました 好きなアニメ、キャラ、アイドル、アーティストなどを入れて世界で自分だけのトレーナーを着ちゃおう」
などと宣伝した。
痛バッグ以上に痛すぎやしないか
ヴィレヴァンが販売を開始してからまもなくして、オタクたちの一部はこの「痛スウェット」にハマっていたようだ。
ツイッターで「痛スウェット」と検索すると、2016年末~17年初頭の時点で
「ヴィレバンにあった痛バックならぬ痛スウェット これはヤバイwww」
「ヴィレッジヴァンガードにうってた痛スウェット。痛パーカー。が欲しすぎる」
「痛バック / 痛リュックとか みんなしてるから個性的な痛パーカー / 痛スウェット挑戦しよかな」
との書き込みがいくつも見つかる。
こうして自身の推しを「着る」オタクたちに、
「推しを着る...新しい概念が...」
「推しを着る...そこまで来てるの...」
「...痛バッグ以上に痛すぎやしないかこれ」
と、ツイッターで衝撃が広がっている。