製造業をはじめ、あらゆる分野で注目を浴びている3Dプリンター。実は、自動でプレートの上にパンケーキを「お絵かき」する「PancakeBot」なんてものまである。
SDカードを挿入
使い方は至ってシンプルだ。「PancakeBot」の本体にデータ入りのSDカードを挿入し、備え付けのボトルにパンケーキの素となるバターを入れるだけ。起動すれば、自動でプレート上に、指定したデザインが描かれていく。
パンケーキのデザインは、自ら描いたものに加えて、専用のソフトウェアを用いて既存の数百種から選ぶこともできる。
開発を手がけたのは、ノルウェーのエンジニアのミゲル・バレンスエラ氏だ。「PancakeBot」公式サイトの説明によれば、彼が愛娘2人のためにLEGOブロックでパンケーキのマシンを作りたいと思ったのが始まりだという。
バレンスエラ氏は、米国で生活家電を開発・販売する「Store Bound」(本社:ニューヨーク)とタッグを組んだ。同社がクラウドファンディングで出資を募り、開発・商品化に至った。
カラーは、黒と赤の2種だ。