動くものを撮って、無料で録画
実は、ここまでの特徴であれば、似たような製品はほかにもある。では、木村さんが「Arlo」を推す理由はなんだろうか。
「お客さんに提案する防犯カメラをいろいろ試した結果、私が当時確認した限りでは、動体検知ができて、かつ無料で録画できるモノは『Arlo』しかなかったんです」
――それはどういうことでしょうか。
「一般的な防犯カメラと大きく違うのは、『常時録画』をしない点です。センサーが動きを感知した時のみ録画がスタートするんです。Arloを「IFTTT(イフト)」というwebサービスと連携すれば、録画時にはメールやLINEに通知が飛んでおのずと異変に気づけるので、従来の防犯カメラの『弱点』をカバーしてくれます。前回紹介した「Hue」ともIFTTT経由で連携でき、泥棒が侵入した際に警告の意味で点灯させることもできます」
「さらに録画したデータは、クラウド上に1週間無料で保存できます。カメラが壊されても証拠映像が『消せない』、というわけです」
――たしかに、「入られた」ことをスマホに教えてくれるなら必ず気づきますもんね。