日常生活を激変させる、最新のスマート家電を連載でお伝えするこの企画。連載では、「家電の達人」である木村大介さんから、オススメの製品を聞き出す。
木村さんは、中古マンションのリノベーションサービスを展開する「リノベる」に勤務。同社では、ハイテクな最新家電を導入し、賢く素敵な生活を目指す「スマートホーム」の研究や展示、販売を行う。
自動掃除ロボット「ルンバ」、コミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」、スマートLED照明「Hue(ヒュー)」に続く第4回は、スマート防犯カメラ「Arlo(アーロ)」を特集する。
「我が家は防犯カメラを設置しているから必要ない」――こう思う人にこそ、今回の製品を紹介したい。空き巣犯が防犯カメラの「隙」を突く存在であれば、Arloはその「隙」を奪う用心棒だ。
あなたの家も空き巣に入られているかも...
「意外かもしれませんが、泥棒に入られても気づかなかったり、発見が遅れたりするケースがあるそうなんです」
――なるほど......。たしかに目に見えて荒らされていなかったら気づかないかもしれませんね。でも、防犯カメラがあれば、すぐに分かるのでは?
「そうですね。そもそも防犯カメラって何か異常があった時に『確認』するモノなので、まずは異変に気づかなければ録画を見ることはないですよね。さすがにリアルタイムでずっと監視したり、毎日録画をモニタリングしたりする人はまれでしょうし」
そこで、「Arlo」の出番というわけだ。同製品は電池式のため配線が不要で、好きな場所に設置できる防犯カメラ。防塵・防水仕様のため屋内外問わず使用でき、LED搭載で夜間でも問題なし。
LANケーブルに接続した「ベースステーション」とWi-Fiで接続すれば、手元のスマートフォンからリアルタイムで確認できる。