レノボ・ジャパン(東京都千代田区)は2017年12月20日、マイクロソフトがWindows 10向けに展開する「Windows Mixed Reality」(MR=複合現実)に対応したヘッドセット「Lenovo Explorer with Motion Controllers(以下Lenovo Explorer)」を国内向けに発売した。価格は、コントローラ同梱で4万9500円(税別)。
新業態のカフェ「スペイシーコーヒー」は2018年1月より順次、これを店内に設置する。MRヘッドセットなんて......と臆せず、気軽に楽しめるようになりそうだ。
軽量の約380グラム
Lenovo Explorerは、PCのインターフェースとしてこの10年で最も大きなイノベーションとなる、Windows Mixed Reality(Windows MR)に対応したヘッドマウントディスプレイ(HMD)とコントローラのセットだ。
プレイヤーはWindows PCとケーブルで接続すると、VRの世界に没入できる。MicrosoftストアのWindows MR専用アプリをPCにダウンロードすれば、3DビデオやVRゲームなどを体験できる。
前面に2か所設置したインサイド・アウトカメラが床などの外部環境を逐次スキャンするルームスケール機能と、頭の動きと体の移動軌跡を即座にVR映像に反映する6軸の6DoFで、外部センサーなしで本格的なVR体験を提供。
HMDの質量は約380グラムで、重量バランスと人間工学に基づいたデザインで装着時の違和感を抑え、コンテンツに没入できるという。
貸し会議室とレンタルスペースの予約サイト「スペイシー」を運営するスペイシー(東京都中央区)は2018年1月より順次、新業態カフェ「スペイシーコーヒー」の全店舗にLenovo Explorerを設置する。
スペイシーコーヒーは2017年12月1日にオープンしたばかり。会員登録して米カリフォルニアのスペシャリティコーヒーを1杯50円で味わえるのがウリ。以下の7店舗を運営している。
渋谷(Ruelle、DOOR、ガーデンスペース、AJITO LUXE、AJITO WONDERDINING)、新宿(Dining cafe and bar Acti)、新橋(カモショッタ)