家事や育児、仕事に毎日追われているワーキングママ。疲れて仕事から帰ってきても、さらに疲れが激増する「一言」が待っているとしたら――。
養命酒製造は、30歳~49歳の働くママ1000人(30代500人、40代500人)に、「ワーキングママの冷えと疲れ」というテーマでアンケートを行った。
そこから見えてきたのは、夫や職場が言ってはいけないセリフの数々だ。
自分だけ疲れているようなセリフにカチン!
1000人のワーママに最近の疲労度合を聞いたところ、「疲れている(「疲れている」と「どちらかといえば疲れている」の合計)」と答えたのは、65.6%。3人に2人が疲労状態にあることがわかった。
そんな「お疲れワーママ」は、夫や職場の人が発する心ない一言で、疲れが倍増している。
「言われたらどっと疲れる言葉がある」と回答した人(752人)にものぼった。
夫に言われたらどっと疲れる一言をみると、1位は「部屋が散らかっているよ」(37.1%)、2位は「ごはんまだ?」(31.8%)、3位は僅差で「休日くらい休ませて」(31.6%)だった。
部屋の片づけや食事の支度は妻の役割だと言わんばかりの夫のセリフや、家事や育児に協力的でない夫の言葉が、三大NGワードに挙がった。
また、「子どもが泣いているよ」(19.7%)との他人事のような言葉や、自分だけ疲れているかのような「疲れてるから先に寝るね」(19.4%)なども上位にランクインしている。
夫のみなさんは、こんなセリフ言っていたら改めた方がよさそうだ。
職場では「早く帰れてうらやましい」攻撃
では、職場で言われたらどっと疲れる一言はどうだろうか。
1位は、「またお休み?」(25.8%)、2位は「お子さんいるから仕方ないか」(21.0%)、3位は「早く帰れてうらやましい」(18.6%)。
4位は「気軽に休めてうらやましい」(17.0%)というランキングで、ワーキングママの休暇取得や時短勤務に関連する内容が上位を占めた。
子どもの学校行事や体調不良など、ワーキングママのスケジュールは子どもによって左右されることもしばしば。職場の上司や同僚による育児ハラスメントに発展しそうな態度やワーキングママの感情を追い詰めるセリフには、どっと疲れを感じていることがわかる。
一方で、「お子さん寂しがってない?」(14.6%)や「お子さん小さいのに(保育園に)もう預けているの?」(12.4%)など、ワーキングママが家庭をおろそかにしているような含みのある言葉も、聞くだけで疲れるセリフとして挙がった。
※調査は、2017年11月9日~11月13日の5日間、インターネットで実施。