純粋にほしい人にパズルが届かなくなる
研究所は次のツイートで、
「『需要と供給の原理で価格が上がるのはしょうがない。消費者の判断で価格は決められるべき』という意見を見かけましたが、スーパーカミオカンデのジグソーパズルについては、製造母体が大学で営利目的でなく、価格を上げて必要以上の利益を得たり、販売ルートをむやみに広げたりできません」
と説明。
「そういう状況のなかで、数少ない商品を買い占めて価格を釣り上げ、利益を得ている人がいること、またそれにより、純粋にほしい人にパズルが届かないことが、なんとも歯がゆいのです。反応が怖いですが言います。高く買わないでください」
と訴えた。
その上で「ひとつ考えがあります」とし、
「もし現在の1500円よりも多く出していただける方がいるのであれば、クラウドファンディングの寄附のひとつのリターンとしてジグソーパズルを後日にお届けする、そんな仕組みならできるかもしれません」
とクラウドファンディングを呼びかけた。
支援へのリターン金額をめぐっては、ツイッターのアンケート機能で「5000円」「1万円」「1万5000円」「それ以上」のどれが妥当か質問した。トップは54%で、「5000円」だった。
ジグソーパズルは、柏キャンパスと本郷キャンパス、東急ハンズ名古屋店、名古屋市科学館のミュージアムショップ、岐阜県飛騨市の道の駅「スカイドーム」で買えるが、現在は売り切れ中。研究所は「クリスマス前の連休23日、24日ごろに店頭に並ぶ予定です」としている。