ロシアに親しみを感じている日本人はわずか8.8%――。ある調査結果(※)によると、日本人の半数以上がロシアを遠い存在に感じ、具体的なイメージが思い浮かばないことがわかった。
だが、そんな印象も2018年には大きく変わるかもしれない。
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(左から)小松潔氏(日本経済新聞)、山本敏博氏(電通)、ドミトリー・チェルニシェンコ氏(ガスプロム・メディア)、ワレリー・ゲルギエフ氏(指揮者)、ワディム・レービン氏(ヴァイオリニスト)、横山幸雄氏(ピアニスト)、アレクサンダー・ジェラフスキー氏(ロシア文化副大臣)、相木俊宏(外務省欧州局審議官)/「ロシア・イン・ジャパン実行委員会」設立記者発表会より
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設立発表会には、ロシアのオリガ・ゴロジェツ副首相からのビデオメッセージも
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エフゲニー・アファナシエフ駐日ロシア大使/「ロシアの季節」閉幕式より
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ワレリー・ゲルギエフ氏/「ロシアの季節」閉幕式より
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横山幸雄氏/「ロシア・イン・ジャパン実行委員会」設立記者発表会より
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マリインスキー歌劇場管弦楽団ストラディヴァリウス・アンサンブルが、渋谷ヒカリエのオープンスペースで演奏
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マリインスキー歌劇場管弦楽団ストラディヴァリウス・アンサンブルが、渋谷ヒカリエのオープンスペースで演奏
18年~23年は「ロシアイヤー」に
「日本ではこれまでにないくらいロシアが話題になる」
こう話すのは、広告代理店「電通」の山本敏博社長だ。同社は2017年12月11日、ロシアの国有天然ガス企業子会社「ガスプロム・メディア」と東京急行電鉄、日本経済新聞社の3社とともに、日露の文化交流を目的とした「ロシア・イン・ジャパン実行委員会」の設立発表会を都内で行なった。
同委員会は、16年の日露首脳会談で、人的交流を目的とした「ロシアにおける日本年」「日本におけるロシア年」の開催決定を踏まえ設立された。
18年5月からのモスクワ・ボリショイ劇場での舞台を皮切りに、5年間にわたり日露の文化理解を深めるイベントを行う。日本では、芸術祭やフードフェア、ロシア映画の上映などが開催予定だ。