スナック菓子、素手で食べるか?箸で食べるか――インターネットでたびたび議論になるこのテーマが、スナック菓子大手「カルビー」の新商品をきっかけに再燃している。
カルビー社内で大もめ
カルビーは2017年12月11日、新商品「ポテトチップス 極濃サワークリーム」を発売した。
商品名の通り、「濃さ」にこだわっており、「シーズニング(調味料)の濃度が『カルビー史上最高レベル?!』となりました」という。
しかし、濃さを追求した結果、「弊害」も生じた。シーズニングが手に付着しやすくなり、指先の汚れが気になってしまうというのだ。カルビー社内ではこの粉をめぐり議論がぼっ発し、「指食べ派」(粉が気にならず、むしろ指を舐めてしまう)と「箸食べ派」(気になるので箸で食べる)の二派に分かれたとしている。
議論の結果、同社は「箸食べ」を推奨し、それを世に問う形で「極濃サワークリーム」を送り出した。
150人中20人が「○○派」
それでは「指食べ派」と「箸食べ派」はどちらが多いのか。
6月7日放送の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)では、スナック菓子の食べ方を「素手」「箸」の二択で調査しており、150人中20人が「箸食べ派」だった。
「箸食べ派」からは、指を使わない理由として
「スマホとかいじるとき画面が油っこくなるじゃないですか」
「作業しながら食べる時は、箸で食べた方が、作業しやすいから箸で食べます」
といった意見が上がっている。
そうした少数ながらも切実なニーズを受ける形で、「スナック菓子専用」の箸も登場しており、Amazonで発売中の「ポテトチップストング ポテトング」(410円)は、最高評価の5つ星が多数並んでいる。