東京メトロ(東京都台東区)は、バーチャル旅行アプリ「tento.」を2017年12月5日に公開した。
「毎日の通勤・通学を楽しく~通勤時間を旅の時間に~」をコンセプトに、通勤・通学区間の累積距離をもとに国内や世界中をバーチャル旅行体験できるアプリだ。
乗り合わせた人たちと交わすような会話
毎日のチェックインで普段利用する通勤・通学区間の距離を記録し、その記録した累積距離でバーチャル旅行を体験できる。
「東京マラソンコース」、「国内のある文学作品にまつわるコース」、「海外のある大陸を横断するコース」を1度ずつクリアすると、最後に隠しコースをセレクト可能だ。
また、各コース中にはチェックポイント(世界遺産などの有名スポット)を設定しており、チェックポイント通過後にマイページから確認可能。日々の記録とともにアプリ内で変化する景色を楽しむことができる。
さらに、チェックインしているユーザー同士が会話可能なチャット機能も用意。チェックイン後2時間のみ利用でき、発言した内容は30秒で消えるようになっており、旅先で偶然同じ列車に乗り合わせた人たちと交わすような会話を楽しめるという。
利用料金は無料(通信料は利用者負担)。対応機種・OSはiOS10.0以上(iPhone5以降、android非対応)。