ジャパン少額短期保険(東京都千代田区)は2017年12月6日、インターネットで20~59歳の男女1000人を対象に実施した「通勤トラブルに関する意識調査」の結果を発表した。
痴漢に遭った経験のある女性は57.8%。「この男性痴漢では?」と、女性が満員電車などで感じるのは、「空きスペースがあるのにわざと狭いスペースに寄っている」人だという。
女性に触れないようにするのが一番?
通勤、帰宅時の満員電車で痴漢の嫌疑をかけられ、ホームから線路に脱走を図る――。メディアで、そんな逃走劇を耳にすることも珍しくない。世の男性は痴漢と疑われないよう、どんな注意を払っているのだろうか。
ジャパン少額短期保険の調査によれば、「電車またはバスでの通勤・通学時、痴漢に間違われないように心掛けていること」の1位は「女性に触れないようにする」(47.8%)だった。2位は「乗車時は手をあげる」(41.5%)、3位は「満員電車を避ける」(22.4%)と続いた。
一方、どんな時に「この男性痴漢では?」と疑うのか女性に質問すると、1位は「空きスペースがあるのにわざと狭いスペースに寄っている」(62.2%)、2位は「手のひらが触れる」(47.0%)、3位は「手が下の方にある」(33.0%)となった。