楽天は2017年11月28日、今年を象徴するキーワードを番付化した「楽天市場 ヒット番付 2017」を発表した。
キーワードを代表する商品には、「ニンテンドークラシックミニ」「Go Pro」といった納得のアイテムから、「おいり」「ズバゲッティ」など、知る人ぞ知るものまでランクインした。
安室効果で「ニーハイ熱」再燃
番付は、楽天市場の検索・購買データや、SNSでの言及数をもとに選出された。
東の横綱には、SNSでの話題度をもとにした消費が若者に定着したとして「ゆとり世代のタイムライン消費」がノミネート。
具体的な商品として、映画「ラ・ラ・ランド」のヒロインのワンピースから火がついた「黄色スカート」や、保存液入りのボトルで植物を長期間楽しむ「ハーバリウム」、アイスのトッピングなどに使われるカラフルな米菓子「おいり」などが挙げられた。
西の横綱には、「アラフォー世代のアルバム消費」が選出。アラフォー世代が過去のアルバムをめくり郷愁を感じるように、青春時代を呼び起こす商品が複数ヒットしたという。
例えば、90年代に流行した「NIKEエアマックス95」や「スーパーファミコン」、「たまごっち」の復刻版が人気を博した。また、歌手の安室奈美恵さんの引退宣言をきっかけに、「ニーハイブーツ」も売れ始めているそうだ。
そのほか、編みやすさが特徴の極太糸「ズバゲッティ」が代表するように、「手軽さ」が注目されたとして「ずぼらハンドメイド」(東小結)などが選ばれた。